あまりにも奇妙な夢を見た。

ぼんごれ

本当に奇妙な夢を見たので、思わず書き留めたくなりました。
ハッキリと思い出せる。気持ち悪いくらい奇妙な夢だった。


夢の中の自分たちの年齢は今くらい。良いおっさんだ。でももう少し若かった気もする。
なぜか親父抜きの家族旅行してて、貧乏なのに豪華な家族旅行だった。船旅だったかも。
車や飛行機の記憶はない。歩きでもないし、やっぱり船旅だったと思う。

それでのんびりいろんなとこ回ったけど、そこは記憶がほとんど無くて、
最後に誰かがこういった。

「タケちゃん家行こうよ!」

多分2人の弟のどっちかだろう。でも定かではない。でも確かにそう聞こえた。
タケちゃん家行こう!と。

タケちゃんとは俺が小学校低学年(1年生の秋からかな)から中学卒業まで住んでた場所の、
隣の家の俺の一歳か二歳年上の男の子。
面倒見がよくて、小さい子からも慕われる遊びの天才で、色んな遊びを考えて
俺たちと一緒になって日が暮れても遊んでくれてた、遊びの達人。

毎日「タケちゃん、あーそぼ!」つって、夏休みなんてそれこそ朝から日暮れまで
缶けりや鬼ごっこ、かくれんぼ、ガンプラ、ドロケイ、銀玉鉄砲の銃撃戦、
足長バチとの格闘戦、トランプや他にもいろいろ楽しませてくれてた、いわば遊びの恩人。

でも俺の高校入学が切っ掛けで俺の家は市内の別の場所に引っ越して、
それ以来タケちゃんと遊ぶことにはならなかった。別の友達が出来たりね。

その後、風の便りに聞くと、タケちゃん一家は工場に勤めてたおじさんが亡くなり、
後を追うようにおばさんも亡くなり、お姉ちゃんとタケちゃんだけが残された。
でもお姉ちゃんはとっくに結婚してたから、家にはタケちゃん一人が残された。

家のローンは全部払い終わってたらしく、そういう心配はなかったらしい。
そしてタケちゃんは高校卒業後、隣町の工場に勤め始めたっていう話を聞いた。

何十年ぶりにタケちゃんていう言葉を聞いたんだ。忘れかけてた言葉。名前か。
その思い出の家に初めて越してきた頃、最初にタケちゃんと言葉を交わしたのは、
行動力とタフさに定評がある、俺の真ん中の弟。

引っ越しの荷解きの途中に突然いなくなり、何してたかといえばいきなり隣の家に行き、
「あ-そーぼ!」つってタケちゃん一家の家にお邪魔してたらしいw。
弟はまだ小学校入る前かw。どんだけ行動力があるんだw。
多分その弟が「タケちゃんち行こう」つったと思う。

それからは俺たち3兄弟とタケちゃんともう一つ隣の家に後で越してきた2人兄弟
(テツ&ノリ)の家と、さらにそのあと越してきた、まだ3歳くらいの女の子一家。
他にも子供はいたけど、主にそのテツ&ノリ兄弟、俺たち3兄弟と女の子&ママさんと、
そして我らがタケちゃんでよく遊ぶようになってた。

その後も一緒に遊ぶようになる、まことちゃんや過保護気味のぼくちゃんとかも
増えていった。
タケちゃんは俺たちのリーダーだった。蓮沼を超えた先にある雑木林で
俺たちの秘密基地を作ったり、ファミコンを始めてやったのもタケちゃん家だったな。

まず先に俺たち一家が引っ越したこと。そしてタケちゃん一家に不幸が重なったりしたこと。
成長と共に一緒に遊ぶ友達が出来たこと。
そういうことがあって、タケちゃんと遊ぶことは無くなっていった。

それからウン十年w。

夢の中で弟が言った「タケちゃん」という名前に、久しぶりに会ってみたくなった。
で、あの思い出の家に家族で行ってみた。モチロン夢の中でね。

家の外観は昔の通りで、年月が経ったことでかなり古びている。
他の家はリフォームしてたりして綺麗な家。でもタケちゃん家はあの時のまま
さらに古びている。

ピンポーン!とチャイムを押した。
そしたら知らないおばさんが出た。表札を見るとあの時のまま。名前は変わっていない。
誰だろう。でもすぐにタケちゃんが出てきた。奇妙なことにその姿は、
俺たちが引っ越して行った、あの時最後に見た高校生ぐらいの姿だった。

だから驚くことは無く、「おお!」とか「久しぶりじゃん!」とか挨拶だけで家に入れてくれた。
その後話し込んだり食事したりして、今晩は泊まることになった。

そしたら見たことないかわいらしい若い女性がヒョコッと現れた。一同「え!?」って顔をする。
誰だ!?そしたらタケちゃん「奥さんですー」っていう。「ええー!!」ってなる。
両親の不幸が重なり、憔悴しきってると思ってたのに、なんか幸せ一杯の様子。

でも確か聞くところによると、両親があんなことになってしまい、タケちゃんの勤める会社は
タケちゃんの欠勤が続いたり、仕事に身が入らないって話を聞いていた。
ま、自分の身に起きたら同情してしまうし、会社もそのことをわかってて理解してくれているらしい、
ってことは聞いていた。

誰だって両親が亡くなり、思い出が詰まった自宅で一人暮らさなければならないことを考えたら、
同情せざるを得ないよな。辛すぎるよ。

でも本人は至って幸せの様子。あれー!?聞いてたことと真逆じゃん、て思うんだけど、
タケちゃんの幸せそうな顔を見てたらどうでもよくなった。幸せならそれが一番だし。
俺たちもそれを願ってたしさ。辛いことが重なったから、今が良いならそれでいいよ。

じゃあ、玄関で会ったあのおばさんは誰ってことになる。すると、親戚のおばさんらしい。
一人暮らしは何かと大変だろうから、身の回りのことをやってもらえるように、
誰かが話をつけてくれたらしい。
話を聞くと、奥さんが出来たから、そろそろタケちゃん家から元の場所に戻ることになってるらしい。
それを聞いて一同安心したんだ。夢の中でねw。

それから色々話し込んで、話しても話足りないよな。10代の出来事って濃いからねーw。
話したいことは山ほどある。でもタケちゃんは高校生の姿のまま。俺たちはおっさん。
そうこうしてるともう遅い時間にもなり、俺たち一家は2階の部屋で寝ることになったんだ。

タケちゃん夫婦は1階で、俺たち一家とおばさんは2階で寝ることになった。
色々安心したのか、すぐに眠りについた。(夢の中だけど)
真夜中過ぎにふと目覚めると、弟たちの姿がどこにもない。眠りに入った様子もない。

おかしいなぁと探しにそろ~っと1階へ降りた。そしたら何やら話し声が聞こえる。
笑い声やら楽しそうな声が聞こえる。それも弟たちの声も聞こえる。
何やってんだ?と、そろ~っと足音を忍ばせてゆっくり近づいてみる。

襖をゆっくり開けると、タケちゃん夫婦と弟たちとでトランプやゲームしたりして
あの頃のように楽しそうにしている。昔のことを語り合ったりしている。
なんだ、俺も混ぜてーって襖を全開にした、その時!


夢から覚めたw。


最初は夢か現実か、よくわからなかった。
あまりにも夢らしくない、現実と錯覚してしまうような景色だった。
そっか、夢だったんだなぁ。

夢だったという現実を噛みしめるように飲み込むと、辛い現実が押し寄せてきた。
だけど、タケちゃんの境遇だけは夢のままでいてほしかった。
そのことだけが気がかり。

タケちゃん、高校生結婚かよ!夢だけどさ・・・


お疲れ様でした。
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Posted byぼんごれ

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