体力回復と水属性の謎!?蘇生コストが高い訳!僧侶の役割と生活について RPG考察part3

ぼんごれ

samu_classroom
RPGや戦略系ゲーム、タクティカルゲームには必ず付き物の傷の手当、HPの回復。
この回復はなぜ僧侶やクレリックなど教会関係者が担当するのか。
そして、なぜほとんどの場合が水に関係しているのか。
その辺のところを書いてみよう。

前回part2へ

始めに言っておきますが、全部俺の妄想です。何一つ確かなことは書けません。
だけどもおそらく、いや、こうなってるであろうその理由を考えると、
どう考えてもこんな理屈になっているんじゃないかと、
俺なりに色々考えてみたいと思います。

1、なぜ東洋の寺ではなく西洋の教会なのか


キリスト教がRPGの僧侶のベースになってることは間違いない。
イメージしやすいから、カッコいいから、ゲームにしやすいから、魅力があるから。
そんな感じで日本の寺ではなく、西洋のキリスト教のような教会になってるんだと思う。
誰も深く考えることなく、回復=キリスト教系の僧侶が司ることに疑問を持たない。

なんで?

キリスト教には聖人ているよね。聖なる人。
その人が生きている間、人々に対して凄く良い行いをすると、その人の死後、
聖人や神として崇められ、静かに安置され、教会の絵画や彫刻になったり、
死後も人々から尊敬を受けたり、願いを聞いたりする。教会にとって大事な人。

聖人はどうしたらなれるのか。これはいくつもの奇跡を起こすこと。そう思う。
これが宗教の始まりみたいなもので、人がその奇跡を目にすると、その人を信じるよね。
疑うことなく信じちゃうんだなー。凄いって。その頃は奇跡を検証するなんてことは無いしね。
中世の頃だし、噂はたちまち広がる。奇跡を一目見ようと人がどっと押しかける。

その奇跡が何回も起きるとさ、生活が苦しいから、もうこの人についていこう!ってなる。
例え奇跡を起こした人が子供でもね。発言力がある大人だったら尚更のこと。
そこから宗教が始まるんだなー。

2、奇跡は本当にあったのか


今となっちゃ言い伝えとかさ、伝承とか、伝説に近くなってると思うんだ。
ミラクルは実在したのか、嘘なのか、そんなことはわからないよ。当時でさえね。
見間違いだったのかもしれない。裏工作があったのかもしれない。誰にもわからない。
つまりは、信じれば奇跡。信じなければ真っ赤なウソ。検証する方法は無い。
奇跡で死にぞこないが生き返ったのは本当なのか嘘なのか、確かめようがないんだよね。

実際のところ奇跡がでっち上げだったとして、それでもその奇跡を信じる人が
後を絶たなければ、さらに、その信者の中で何か別の新しい奇跡が起これば、
最初に奇跡を起こした人は本物になり、信者の中で神になり、宗教が教会になり、
結果として聖人になるんだと思う。

結果的に奇跡なんてでっち上げでどうとでもなるんだ。それが宗教の怖いところ。
そう思うのは俺の精神が薄汚れているせいかもしれないけどねw。純真ではないw。

3、教会と水の関係について


キリスト教には洗礼ってあるよね。映画とかで子供の頭に水をかけたり、体を水に浸したり。
そんなシーンを見たことがある。でもそれってどんな意味があるのか。
これは俺の勝手な妄想だけど、仲間意識の共有なんじゃないかと思う。
洗礼を受けた俺たちは仲間だよと。攻撃しないから攻撃してくるなよと。

今に比べて疑うことをしない、信じやすい人たちが生きてた頃だから、
仲間意識の共有は凄く重要だったんじゃないかと思うんだ。
裏を返せば、仲間じゃない人は皆敵だw。敵には何したって構わない。
そう考える方が面倒くさくないからね。

平和に暮らすためには皆が洗礼を受けてた方が、争い事が少ないし、
平和で穏便に暮らせて、しかも異物(敵)を察知しやすい。
だから誰もが洗礼を受けて、お礼として協会に寄付をして、良い関係を保ちつつ暮らす。
その洗礼に使われる大事な水は聖水と呼ばれ、聖人の涙だの何だのが入ってて、
格式高い水やありがたい水などと世間に広まり、話に尾ひれがつき、人が集まる。
つまりは教会が大きくなり、お金が入る。的なw。

聖水に体を浸して洗礼を受けるのが大事なんじゃなくて、多くの仲間を集めること、
仲間意識をみんなで持つのが大事。聖水はその為の道具でしかない。
これなんじゃないかなー。うん。宗教だね。

4、僧侶の役目


人集め金集めが僧侶の仕事ではない。神や聖人に祈りをささげること。
そして人々から懺悔を聞き、悔い改めさせて生きる力を授けること。
これが僧侶の本来の仕事だと思う。

祈りをささげる礼拝の時間は、宗派とかによって色々違ってくると思う。
1日5回とか7回とか。
夜明け前、早朝、昼前、午後、夕方、夕食前、夕食後、就寝前、深夜とかね。
ゆっくり寝ることはできない。ぐっすり寝ることは許されないのかも。
お寺のお坊さんも苦行とか滝行とか体に鞭打つことするよね。護摩行とかさ。
それと似たようなことなんだと思う。

自分の体に辛いこと、鞭打つことをするから人々から信頼されて、頼りにされる。
その人が発する言葉から徳を感じて、ありがたい言葉だと受け止める。
その徳をいくつも積むことが良い僧侶だと思うし、その徳が僧侶からにじみ出てれば、
後光がさすように感じれば、人は奇跡を感じやすくなるし、信じて疑わない。

良い僧侶になるにはいくつもの苦行をこなして徳を積むこと。
そんな僧侶はゲーム的に生死を操り、消えようとしている命の炎に命の息吹を
吹き込めるかもしれない。そんな気がする。
リヴァイブとかリザレクションとかザオラルとかザオリクとか魔法は関係ない。
蘇生する。死にかけてる人や既に死んでしまった人であっても、蘇生させる。
それができるのは体に鞭を打ち、苦行を行い、毎日徳を積んだ僧侶だけ。

だからもし、蘇生しても生き返れなかった時でも、僧侶に責任を押し付けるのではなく、
その僧侶にあの世に送ってもらうんだ。
その方法も死んだ人に財産があれば、ある程度整ったお葬式にしなければならない。
権力者なら権力者なりの、勇者なら勇者なりの、冒険者なら冒険者なりのお葬式にするには
ふさわしい送り方がある。

だから蘇生にもふさわしい方法があり、所持金によって料金が変わるんだ。

まーね、蘇生や送り方の値段を値切ることは、あまり良いことではない気がするね。
僧侶の言い値なんだけど、そうするしか、それが一番良いのかもしれない。
どのゲームでもレベルが高い冒険者の蘇生がなぜ高額なのかは、
大事な人を粗末に扱うことなく、確実に蘇生することができるから。

そうやって人を死の淵から救い、人から感謝されて、その代金として相応しいお金を頂く。
それが僧侶の仕事なんじゃないかなーと思うなー。現実とは大きく違うけどさw。
ゲームだからあり得る。タダでは教会の維持も、お墓の管理も、僧侶の生活も、
すべてが成り立たなくなってしまう。
でも料金を最小限にするために寄付を募ったり、お布施を頂いたりするんだろうね。

ゲームと現実がごっちゃになったけど、ゲームの中だって本当はこういうことをしてるはず。
大部分が省略されてしまってはいるけどさ。
死が隣り合わせのゲームだから僧侶や教会が必要なんだ。
そんな気がする。


難しいねーww。当たり前のことを深く考えてみると難しくなる。でも面白いwww。
僧侶ってのは普通の人はなれないんだ。教会で生活して修行しないとなれない。
だからゲームじゃ白魔導士つったり、元々ジョブに入ってなかったりする。
戦士、盗賊、魔法使いにはなれても、僧侶にはなれない。
そこだけちょっとだけ特別なんだよね。生死を扱うジョブだからさ。
教会から離れることができないし、外出も難しい。礼拝(ミサ)には必ずだし。

普通の人とはかなり違った生活をしてるんだ。僧侶になれない理由もちゃんとある。
そんな感じすかね。難しかったけどおもしろかったw。

最後に、この記事を書く原因にもなった小説、修道士カドフェルの紹介はこちらから。
RPGの薬草や治療のことを色々知るのは面白いぜw』も合わせてご覧ください。
RPGゲーム好きでミステリー小説好きなら、絶対に面白いはずです。絶対に。
急いで読む必要はないので、寝る前とかにゆっくりじっくり読んでみてください。
中世イングランドの庶民の暮らしや王座争い、修道院の内部が細かく描写されていて、
RPGゲームでは省略されている部分も色々でてきます。修道士カドフェルはおもしろいよ。

ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
お疲れ様でした!!→次回へ続く・・・
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Posted byぼんごれ

Comments 2

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玉の緒  
No title

ぼんごれさんのゲームの世界の考察、好きです。
毎回、なるほどそんな見方もあるのか〜と思う。
ゲームの世界が広がりますよね。

2015/05/10 (Sun) 10:24 | EDIT | REPLY |   
ぼんごれ  
好きこそ物の上手なれ

玉の緒さんこんばんは。

考察とかそんなんじゃないですよ。
好きなゲームも長くやってると、ある日突然、
今まで気づかなかったものが見えてきたり感じたりします。

それが今までのゲームの経験やリアルでの出来事と合わさると、
解らなかったことが突然理解できたり、それが頭の中で色々つながって
その時に思ったことを書いてるだけです。

ま、知らなくてもいいけど、知ってるともっとゲームがおもしろくなる。
そんな記事を書きたいですね。このシリーズは書いてて面白いです。

コメントありがとうございます。

2015/05/13 (Wed) 23:04 | EDIT | REPLY |   

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