大神(PS2)は不思議な日本を旅する物語。個性溢れる人々との出会いと別れ、成長を見届ける傑作アクションゲーム

ぼんごれ

大神(PS2)は白狼アマテラス(アマ公)と旅絵師イッスンを主人公とした、
懐かしさを感じる不思議な日本の各地を巡り、個性あふれる様々な人々を助けて、
時には強敵と戦い、時には優しさに涙があふれ、時にはボインに目が釘付けになる、
愉快で痛快な傑作ネイチャーアクションアドベンチャーゲームです。

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神のゲーム、大神


大神は2006年4月20日、クローバースタジオが企画・開発して、
カプコンが発売した、PS2用の、ネイチャーアドベンチャーという
ジャンル名のアクションゲームなんだ。

大神のキャッチコピーは「この世の命が、蘇る」。

これはヤマタノオロチによって、暗黒の闇に包まれた世界、『中津国(ナカツクニ)』を、
大神アマテラス(通称アマ公)と、旅絵師イッスンとプレイヤーの手によって
オロチを倒し、荒んだ世界を元の桜の花が咲き誇り、生命に活気が満ちた世界を取り戻す。
これがこのゲームのコンセプトであり、大神というゲームの醍醐味だと思うんだ。

アマ公は本当はエラーイ神様の化身なんだよね。天照大神(あまてらすおおみかみ)。
アマ公はこのアマテラスの化身で女神、女性なんだ。そして太陽の神様、太陽神。
神様の中で一番えらい神様なんだ。

神様だから、人間にはできない不思議なこともできる。それが筆調べなんだ。
筆調べってのは、空中に筆で○やノ、―、…とかを書くと、太陽が昇ったり、
月が現れたり、切れない物が切れたり、時間の流れを遅くしたりできる。
神様でしかできない技、それが筆しらべなんだ。

そのえらーい神様が、なぜ白狼になって旅しながら筆調べをするかと言うと、
ヤマタノオロチに荒らされたナカツクニを元の世界に戻すため。
生き物があふれる美しい国にするため、タタリ場となった土地を浄化して、
桜の花を咲かせ、命あふれる大地にするためなんだ。

その為に(天照)大神は狼となって、空中を大きな紙に見立てて、そこに筆調べをして
元の平和な世界に戻すんだ。

だから、(天照)大神=狼=大紙はつながってるんだ。

大神の背景にあるもの


大神ってゲームは日本神話と切っても切り離せない物語なんだ。
日本神話に出てくる、ヤマタノオロチやイザナギ、イザナミ、スサノオとか、詳しくないけど、
全部日本神話に出てくる名前なんだよね。

日本神話以外にも舌切り雀や桃太郎、浦島太郎、花咲爺さん、竹取物語などの昔話や
おとぎ話、伝奇小説の八犬伝、牛若丸と弁慶、妖怪の鵺(ぬえ)や姑獲鳥(うぶめ)、
鎌鼬(かまいたち)、秋田県のなまはげ、赤鬼や青鬼、埴輪(はにわ)や土偶(どぐう)
などなど数えきれない。

昔の日本をそっくりそのままゲームにしたんだ!

面白くない訳が無い#!!日本をそのままゲームにしたら、絶対に大神になるよ。
でもなぜか海外での評判が良いんだよね。日本でも不人気ってわけじゃないけど、
知名度がイマイチ低いと感じる。これは隣の芝は青く見えるってことなのかな。
ゲーム好きを自称するなら、大神は欠かせないんだ。

大神の物語・序章


まずはこちらをご覧ください。
大神オープニングムービー


ゲームは100年前に英雄、イザナギがヤマタノオロチを退治して、宝剣・月詠(つくよみ)
で封印し、その時にイザナギと共に戦って深手を負った白狼、白野威(しらぬい)は、
その後、神木村の御神木近くに祀られて、長らく村の守り神として神木村を見守ってきた。

それから100年が経ち、オロチを封印していた宝剣・月詠(つくよみ)が何者かによって
引き抜かれる。瞬間、封印されていたヤマタノオロチは蘇り、周囲を暗黒の渦に巻き込む。

神木村を見守ってきた木精・サクヤ姫の力によって、村に祀られてきた白野威(しらぬい)
の像にアマテラスの魂が宿り、サクヤ姫の懐にもぐりこんでいた旅の絵師、イッスンと共に、
ヤマタノオロチを倒すため、ナカツクニに平和を取り戻すために、一人と一匹の
壮大な冒険の旅が今、はじまる。

ってとこでゲームがスタートするんだ。個人的には2周か3周しました。
いやー、もう本当にね、アマ公を操作してフィールドを駆け巡ってるだけで
こんだけ面白いゲームは見たことないよ。

うん。ただの移動。アマ公を走らせているだけ。それだけで美しく、面白い。
珍しいゲームだと思うよ。ダッシュしたり、ジャンプしたり、飛び降りたり、それだけ。
それだけでも面白いんだ。移動が面倒臭かったり、かったるいってことは無い。

もののけ姫のシシ神って、歩くときに足を地面に付けた時、一気に草花が茂りだす。
でもそこから足を話すと一気に枯れていく。これは生と死をあやつる神だからだと思う。
アマ公にもシシ神と似たような現象があるんだ。着地と同時に草が茂って、消えてなくなる。
それは太陽が無いと生物は生活できない。アマ公は太陽神だから命をあやつる神なんだ。

筆調べの効果と登場人物たちとの出会い


筆調べは、空間を紙に見立てて、そこに筆を走らせる。すると、神でしかできない不思議な
ことが起きる。それが筆調べの一閃(いっせん)や画龍(がりょう)、桜花(おうか)、
輝玉(てかだま)とかの効果なんだ。

アマ公とイッスンの旅は、この筆調べを移動中や戦闘中にかかわらず、どこでも使って
旅をする。これも楽しいんだよね。水面に○を書いて水蓮を浮かべて乗り、疾風で
風を起こして水蓮ごと移動する。

後半になれば壁足(かべたる)で垂直な壁に筆を走らせて、壁を登って通常は行けない場所
にも行けるようになる。行動範囲が広がるんだ。

アマ公とイッスンのコンビは色んなところを旅する。旅の途中で様々な人物に出会い、
その人物の願いを叶えたり、助けてあげたり、逆に助けてもらうこともある。

序盤で出会う、コカリという気弱な少年が、飼い犬で勇敢な梅太郎の影響を受けて、
終盤ではちょっとだけ成長した姿が見られるんだ。故郷を出てたった一人と一匹だけど、
カムイの厳しい自然の中で釣り師を目指して、頑張って生きている。

大神は、人の優しさに触れてプレイヤーが泣けてくる。時には笑い、時にはミニゲームに
真剣になる。スリの早蔵との勝負や、飛脚との勝負など、ミニゲームも手を抜かずに
きっちり作り込んであるんだ。
やり込み要素の妖怪牙やはぐれ玉を集めたり、アイテムコンプ要素もある。

悲しき登場人物、ツヅラオと卑弥呼と疾飛丸


西安京の都で出会う、執政(しっせい)のツヅラオという女性がね、また可愛いんだーw。
あんまり書くとBANされる。だから書きたいけど書けない。その、デカいんだ。ボイン。
そんで泣きぼくろがあって、デカくて、美しい。大好きー///。可愛い!

でもね、最後の真相を知った時はアイツに怒りに震えました。よくも#!!、と。
よくも俺のツヅラオを#!!ぜってー生きて返さねーからな#!!とね。
うん。その時の演出がいいんだよな。急がなきゃ!今すぐツヅラオの元へ!って感じで。
その後はね、もう、怒り大爆発ですよ。その後の卑弥呼もそう。あまりの怒りで泣けてくる。

その後の鬼が島戦もね、引きずってるんだけど、それでも敵の中にはいいヤツがいるんだ。
迷路バトルの疾飛丸(はやとびまる)。敵なのに天晴な奴だぜ。紙っぺらのくせに
熱い性格してて、途中からアマ公のことを惚れ込んでさ、最後は番人の役目を放棄したから、
花となって消滅してしまったんだ。いいヤツだったぜ。敵にしておくには勿体ないやつなんだ。

それと、妖怪のぬりかべみたいな答選坊(とうせんぼう)ってのがいるんだ。
こいつは何をやっても破壊できない屈強なヤツ。でも、経絡鬼孔を突かないと倒せない
難しい敵なんだ。写メ取ったりして倒しましたw。

終盤の物語は極寒の地、カムイに移る


物語も終盤になると、極寒のカムイというところに移る。カムイは蝦夷地、今の北海道。
最初はヤマタノオロチが最大の敵だったんだけど、もっと恐ろしいものが最大の敵になる。

これ以上は是非実際にプレイして、大神の楽しさを心行くまで味わってみてください。
PS2が無ければPS3の絶景版もあるよ。Wii版もね。

ちなみに、俺はPS2版であっという間にクリアしたから、3周くらいしたんだ。
大人も子供も楽しめる、数少ない傑作ゲームです。
ホントにね、おもしろかった。いいゲームだよ。

音楽も良いんだ。楽器が能とか歌舞伎とか、そういう昔からの音楽、楽器を使ってるんだ。
ゲームの世界観にピッタリな音楽。和風のゲームに和風の音楽。
これほど合致することってあまり無いよね。和風の風ってのが嫌いだけど、この際置いといて、
大神降ろしは一見の価値があります。見事というしかない。美しい。

大神というゲームの素晴らしい特徴


大神は親子で、家族で、プレイヤーは一人ですが、みんなで楽しめる珍しいゲームなんだ。

桃太郎や竹取物語などの昔話やおとぎ話を教えてあげたり、日本の妖怪や
日本神話に登場する敵や登場人物など、日本人だから知っておきたい物語が
たくさん詰まってるゲームなんだ。

CEROレーティングは全年齢対象なので、誰もが安心してプレイできます。
上手く言えないけど、家族の気持ちが一つになるゲーム、応援したくなるゲームなんだ。
ぜひ、この機会に大神(おおかみ)の世界に触れてみて下さい。

今まで学校や社会で教わってこなかったことや、難しくてわからなかったこと、
知らなかったことが発見ができる、貴重で心が洗われる素敵な傑作ゲームです。


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これで終わりです。ここまで見ていただいてありがとうございます。
それじゃアマ公、旅の続きと行こうかィ。

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Posted byぼんごれ
RPG・アドベンチャー大神

Comments 2

There are no comments yet.
玉の緒  
昔馴染み

楽しそうですねー。
私、元々ファンタジー大好きなんですが、日本神話の世界も大好きです。

子供向けのから大人向けのまで、古事記関連のは読みふけってるっていうか。

そのゲームで出てくる名前も設定は違ってるけど、普通に神話に登場するものばかりで、昔馴染みに会った気がします。

ゲームの本体自体どれも持ってないんですが、手に入れる機会があったら、ぜひやってみます。

紹介ありがとうございます。

2014/09/25 (Thu) 08:11 | EDIT | REPLY |   
ぼんごれ  
Re: 昔馴染み

玉の緒さん こんばんは。

大神はできるならプレステ系でプレイした方が面白いと思います。
WiiもDSも持ってないんですが、操作性はPS2、PS3の方が上です。

DSに大神 小さき太陽ってゲームがあるんですが、別ゲーです。
開発したのがクローバーじゃないので、大神の名前を使った別のゲームです。
人気も雲泥の差ですね。

言いたいことは全部記事に込めましたので、
チャンスがあればぜひ、プレイしてみてください。

コメントありがとうございます!
アマ公かわいいですよーww

2014/09/26 (Fri) 00:54 | EDIT | REPLY |   

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